前回、「【レシピ】自家製ラー油を作ろうぜ!」と題して、自家製ラー油がいかに素晴らしいかを力説し、その作り方も載せたが、ブログを見直して反省しました・・・
それは・・・
「適量」ばっかり!!
おれは、ラー油を作る時は、目指したい香りによってスパイスをチョイスして、油の量に対して、どれくらいのスパイスを入れるのが適切かが大体分かっているので、「適量」でも作れるけれど、スパイスに普段なじみの無い人に対してはあまりに不親切だったと・・・
そこで!
スーパーに売ってるスパイスで作れるラー油を紹介します!!
ちゃんとスーパーを巡って、ほとんどのスーパーに売ってるスパイスを調べました!!
今回使うスパイスはこちら!!
<簡単自家製ラー油の作り方>
◆材料
油100ml
シナモンスティック 2本
ローレル(ローリエ) 2枚
八角 2花
ブラックペッパー 大さじ1
花椒 大さじ1
赤唐辛子(ホール) 2本
一味唐辛子 15g(写真の1瓶=15g)
パプリカ 15g(写真の1瓶=15g)
◆作り方
①ステンレスのボールに一味唐辛子、パプリカを入れスプーンなどで軽く混ぜ、小さじ2杯分の水を入れさらに混ぜておく
②鍋に油を入れる
※なるべく鍋底の面積が小さいもの
③シナモンスティック、ローリエを入れて弱火にかける
④シナモンの香りがブワーって香ってきたら火を止めて、残りのスパイスを入れる
⑤また弱火にかけ、スパイスの香りを立たせる
★スパイスの香りが最も活性化するタイミング★
"赤唐辛子がほんのり黒くなる時"
しかしその前に花椒が焦げてきていたら早めに火を止める
※花椒は焦げやすく、焦げると苦味が出るので気をつける
⑥⑤の熱された油を一気に①にかける
⑦冷めるのを待ち、出来れば一晩おいてなじませる
完成
シナモンの甘い香りが芯となり、花椒や、ブラックぺッパーの清冽な香りが鼻に抜ける香味油。
たっぷり入れたパプリカのおかげで甘味と、コクのあるおいしいラー油!
そして、ラー油作りで余ったスパイスは、長期保管しても香りが飛びづらいし、色々なシーンで使えるので便利!
例えば・・・
ローリエはトマトソースの煮込みに使うと、肉の臭み消し、香りの調和を産む。
シナモンは肉との相性が良く、肉の煮込みや、肉をオーブンで焼く時に、肉の下にシナモンを1~2本敷いてもいい。
八角は豚肉と相性が良く、豚肉の煮込み、特に角煮を作る時に入れるといい。
ブラックペッパーはビン底とかでつぶして焼いた肉に振りかけると香りが素晴らしい。
花椒もブラックペッパー同様、ビン底でつぶして、肉とか、中華、特に麻婆豆腐とかにふりかけると最高。
赤唐辛子は、ぺペロンチーノ、煮込み料理、中華の炒め物、なんでも使える。
まぁ、色々試してみてください!
スパイスは覚えると、すごく料理が楽しくなりますよ!
四川式汁なし担々麺専門店「タンタンタイガー」を2016年8月10日に蔵前にオープン!
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コメント
コメント一覧 (4)
興味のある記事ばかりで繰り返し読ませて頂いてます。
"スーパーに売ってるスパイスで作れる自家製ラー油"を作ってみたのですが、汁気の少ないドロっとしたラー油が出来ました。これはもともとそう言う仕上がりなのでしょうか?
単純に、油の量を増やして作れば液体状になるとは思うのですが、油100mlでも"自家製ラー油を作ろうぜ!"の記事の写真のような液体状になるのでしょうか…?
お忙しいとは思いますが、もし良ければお返事頂きたいです。
ご返信遅くなりまして、誠に申し訳ございません!
ラー油ですが、油100ml程度でも記事の写真のような液体状になりました!
もしかしたらご使用されている唐辛子の粉末の粗さが私の使用したものより細かいため、より汁気が少なくなってしまったのかもしれませんね・・・分かりづらくてごめんなさい!
ブログのラー油はかなりスパイスの香りが強いものなので、もう少し油の量を増やしても十分楽しめると思います!
ご参考になりましたら幸いです!
おっしゃる通り、油の量を増やすことで写真のような仕上がりにすることが出来ました。香りも味も私にとっては十分な濃さであったので大満足です。
"肉"レシピも面白そうですね!さっそく作ってみたいと思います!
おお!イメージ通りのものが出来ましたか!!
良かったです!!
スパイスも色々変えてみると、面白いかもしれません♪
是非、自分好みに改良してみてください♪
肉レシピは、豆鼓醤を蒸すのがなかなかハードルが高いかもしれません汗
豆鼓醤は一度作れば色々な料理(回鍋肉、麻婆豆腐など)に使えるので良かったら試してみてください!