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下北沢の「マジックスパイス」に行ってきました!!
ここは、店の独特な世界観と、とんでもなく辛いスープカレーがあるということで大人気のお店で、「マジスパ」と略称で呼ばれることも多く、熱狂的な中毒者が多い店です!!

なんでも、マジスパで辛いカレーを食べたあとは、幸福な浮遊感に包まれて、新しい世界が見えるのだとか・・・
もはや、そこは果たして飲食店なのか??


とか、色々とマジックスパイスにつちて思いを馳せていたら到着!!


キテます!!!
この床屋のぐるぐる回るやつとか、すごい独特の世界観を感じます。

そして店内に入ると・・・


カオス!!!
とても飲食店に来たのだとは思えない印象です!!

そして、メニューはこんな感じ。


タイプとしてはインドネシア風のカレーなんだとか。
トッピングがたくさん選べるのは嬉しいですねぇーーー。

そして特徴的なのがコチラ


マジスパでは、辛さの表現に「激辛」とか「極辛」みたいな野暮なことは言いません。
食べた後に誘われる世界によって辛さを表現するのです。
辛さは、覚醒~虚空と7段階あり、この中で一番辛いのが虚空。
その虚空を超える更に辛いカレーの「アクエリアス」というのがあるそうですが、1日5食限定のようで、頼もうとしたら店員さんに止められました。
なんでも、辛すぎるので初めての方は虚空を食べてから、アクエリアスへの挑戦を考えてほしいのだとか。

じゃあ、ここはもちろん「虚空」っしょ!!
「目くるめく「辛世界」へナチュラル虹旅行。
 望む望まざるに関わらずどなた様も虚空宇宙へ飛んで頂きます」
ってやつを是非とも体験させていただこうじゃないですか!!?

ってことで、「チキンカレー 虚空 マジックのマッシュトッピング」をオーダー。

なんかネットの評判を見ていると、辛さがもの凄いようなので、ビビッた僕は「泰山ピクルス」を頼みました。


アラ、かわいい♪
普通のピクルスよりも随分やさしい酸味で、ほんのり甘くて、とってもおいしいです!!

そして遂にきました!!虚空!!


香りがいい!!うまそうだ!!
そして、見た感じ、あまり辛そうじゃないかな?

さぁ、スープを飲んでみよう・・・

おお・・・・・・!!!!!!
なんという旨辛!!!!!!超美味しい!!
スープの出汁(だし)の感じがすごくおいしい!!

おいしさをいくつかの要素に分けて説明していきましょう!!!

[スープ]
コンソメスープとか、中国の上湯スープとかに系統が近いです!
雑味が少なくて、サラッとしていて、あまりコクはないけれど、めちゃくちゃ旨味が凝縮されていて、やや甘みを感じる。
旨味の印象としては、おいしいタンメン(炒めた野菜が乗った塩ラーメン)のスープの感じに似ている、澄んだ旨味。
昆布とか、鶏ガラとかでとった旨味が濃いスープに、炒めた飴色タマネギの甘さ、とコクをプラスしたような感じがしますね。

[辛味]
辛さの種類としては、キリッとシャープで爽やかな辛さ!!
一味唐辛子とか、胡椒のようなズシンと重厚で、舌に残る辛さの感じではない。
カイエンペッパーとか、島唐辛子、タイの唐辛子(プリッキーヌ系)とかみたいに、突き抜けて、辛さが舌に残らない辛さ。

このキリッとした旨味のスープと、爽やかな辛さの相性はズルイ!!最高の相性だ!!
"旨味"と"辛さ"という2本の刀でスパスパ斬られているような感じだぜ!!
WAO!!二刀流の宮本武蔵STYLE!!

[スパイス]
スパイスの使い方としては、一般的なインドカレーのスパイス(ターメリック、クミン、カルダモン、クローブ、オールスパイス、メース・・・・)などのパウダースパイスを軸としている感じです。
しかし!!
大きな特徴が"オレガノ"の香りでしょう!!
インド料理では使わないオレガノをたっぷりカレーに入れて、その香りを前面に出して主張させている。

香りの第一印象は完全にオレガノで、そのオレガノの風味をインドカレーらしいスパイスの香りが支えて後押しして、複雑な香りの印象に仕立て上げている。
という感じですね。

[野菜]
野菜は素揚げされたヤングコーン、インゲン、ジャガイモとかと、煮込まれた白菜とかが入ってて、多分10種類くらい入ってたかも。
左上のがマジックのマッシュで、マジックスパイスの"推しトッピング"らしく、北海道産のタモギタケが素揚げされたものです。
野菜はどれもスープと絡んで良く合うし、食感の変化が楽しい!!
それに、素揚げされた野菜だけじゃなくって、煮込まれた白菜とかが入ることで更に食感の幅も広がるし、スープに野菜の甘味も溶け込む、という良いことずくめの戦法がニクイ!!

[チキン]
スープの奥の方にチキンレッグが隠れておりました・・・
うおぉぉ!!このチキンレッグめちゃくちゃおいしい!!
肉質がしっとり、しっかりしているのに、ホロホロとろける。
上手に煮込まれていますねぇーーーーーー。
この、「とことん煮込まれていてやわらかいのに、パサパサしていない感じ」は、チキンレッグを"ブレゼ"したからじゃないかと推測。

ブレゼっていうのは、肉を煮込む前に焼いて中まで火を通してから、そこにスープを注いで煮込んでいくというフランス料理の手法です。
ブレゼにすることで、
①〔肉を焼く→肉の火入れ〕 
②〔肉を煮込む→肉にスープの味を染みこませる〕
と工程を分けるため、先ほどのような独特の食感が生まれます!!


辛さ×旨さの刀に切り刻まれながら、夢中でむさぼるようにガツガツ食べました・・・
食い終わった後は、すごい汗だくで、天井を見上げてボォーッとしたくなる不思議な感じ。
爽やかな辛さが、舌の上でなく、体の中までも通り抜けていくような。
食べるまでは、この店で最も辛いカレーが「アクエリアス」っていう意味が全く分からなかったけど、この食べ終わった後の爽快感が、暑い夏の日に飲むアクエリアスの爽快感に通じているのかもなぁ・・なんて考えてた。

そんなことを考えながらボーッと見上げる店内のチカチカしたライトが、入店後より少しだけ幻想的に見えるのは気のせいかしらん。


カレーのおいしさ、非日常感を味わえる独特過ぎる空間、食べ終わった後の爽快感、全て合わせてマジスパワールドなんだなぁ。
こりゃハマルわ。

うーーむ、しかし、このカレーのレシピをなんとか再現したみたいなぁ・・・
近しいものができたら、またブログにアップしますーー♪

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