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みなさ~~~~ん!!
おげんこ~~~~~~~~~~~~♪

いやはや、梅雨が明けて、連日太陽が本気出しまくってますな!!!
そして、学生諸君は夏休みというワンピース(ひとつなぎの財宝)を手中に収め、青春を謳歌していることでしょう。

夏休みというと思い出すのが、「そうめん」。
おれが小学生の頃・・・
高すぎるエンゲル係数を懸念した母親が、息子が夏休みを迎えるにあたってとった秘策は・・・
「週5でそうめん」
でした。
毎日毎日、そうめんそうめん。
そうめんを食べるたびに、「ウインナーを焼いてくれ」と懇願するもむげにされていました・・・

「そうめん」といったら、日本人にとっては、めんつゆにネギ、しょうが、ミョウガをつけて食べるのが最も一般的で、それ以外の食べ方はあまり確立されてないですよね。

しかし!!!!!!

そうめんは日本だけのものではないのです!!!!

なんと、タイとか韓国でもポピュラーな食材として扱われているのです!!
ということは・・・
 
「そうめんというのは世界中の調理アレンジを加えることで様変わりする、高いポテンシャルを秘めた食材ではなかろうか!!?」

と思い至ったのです!!!

ということで、今日は・・・

界4ヵ国風に調理したそうめんの食べ比べ

そしてみたいと思います!!

今回エントリーしている国は、日本韓国タイ中国です!!

そうめんTOP 本決定


日本

まずは日本!!

このそうめんの狙いは、
①しゃっきりした麺と、ねばねば食材のふわふわ感とのコントラスト
②醤油を抑え、だしをしっかり効かせる
といったところです。

究極にあっさり・さっぱりした逸品といえるでしょう。

<Cooking Maniac流 おくらと納豆の和風ネバネバそうめん>
◆材料
〈オクラたたき〉
オクラ 4本
煎り酒 10cc
鰹節 ひとつまみ

ひきわり納豆 1パック

〈そうめんつゆ〉
1番だし 200ml
煎り酒 20cc
※以前、ブログで紹介した調味料
※なければ「白だし」や、めんつゆにて味を調整
こいくち 醤油10cc 

ネギ 適量

◆作り方
〈そうめんつゆ〉
①一番だしをとる
 ※だしブログ
②①に、煎り酒、醤油を加えて冷ます
〈オクラたたき〉
③オクラを塩ずりすす
※オクラに塩を振り、オクラの表面に塩をすりこむようにして、ずりずり転がす。
 これによりオクラの産毛がとれて、口当たりがよくなる。
④オクラを30秒茹でて、流水にあてて冷ます
⑤オクラをみじん切りにして、煎り酒、鰹節を加えて、粘りが出るまで混ぜる
〈納豆〉
⑥納豆をパックから出し、からしを加えて混ぜ、タレを加えてから更に混ぜる
〈仕上げ〉
⑦そうめんを茹で、茹で上がったら流水のさらしぬめりをとる
⑧ボールに冷水と氷を入れ、そうめんを加え、そうめんを冷やす
⑨①のだしに氷を加え冷やす
⑩丼に⑧の水気を切ったそうめんを盛り、⑨のつゆをかける
⑪⑩に〈オクラたたき〉、〈納豆〉、ネギのみじん切りを乗せる
完成


うっ・・・・まーーーーーーーいいいい!!!!!
シャッキリしたソーメンの食感と、ネバネバトロトロの納豆&オクラが絡んで、その食感のコントラストが最高!!
また、ネバネバ系のおかげで、そうめんにつゆがしっかり絡むんですよ!!
そうめんのつゆも、煎り酒が入っているため梅由来の酸味があって、とても爽やか。
そして、出汁がきいてて、その出汁がキリッキリに冷えてて、気温が60℃位ある日でもズバズバ食べれそう!!

俺が思うに、和風の冷やしそうめんを調理する際のコツは3つあって。
①そうめんをやや硬めに茹でること
②茹で上がったそうめんは、「これでもかッ!!!」ってくらい、氷水でキンキンに冷やすこと
③そうめんのつゆは氷をたっぷりいれて、「観念しろォォォォォォ!!」って位キンキンに冷やすこと
だと思ってる。

そうすることで、そうめんの独特の「シャッキリ、ぷっつり」した感触を味わえるし、つゆの塩気もキリッとした味わいになって、サッパリ感が増すからね。
しかし、マジでこれうまいな。
「そうめんって・・・いいなぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ってなる味ですわ。

総評・・・
「和風に調理されたそうめんは、日本人のDNAに強く訴えかけるお味」



韓国

韓国で「冷やし麺」というと、弾力とコシがつよい「冷麺」を思い浮かべるかもしれませんが、そうめんもよく食べられます!!
新大久保のガチな韓国料理屋に行くと、そうめんを使ったメニューが結構あって、コチュジャンで和えた魚介類や肉と一緒にそうめんを食べるのがポピュラーな組み合わせのようです。
それに、韓国の一般家庭だと、手軽に調理できるそうめんは家庭料理の中で重宝されているいようです。
ということで、今回はコチュジャン主体で味をつける「ビビンメン」風にそうめんを調理したいと思います!!

<韓国家庭料理風ビビンメンそうめん>
◆材料
〈タレ〉
コチュジャン 大さじ1
醤油 小さじ2
酢 小さじ2
ごま油 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1/2
すりごま 小さじ2

〈茹で鶏肉〉
鶏胸肉 1枚(300g前後)
しょうが スライス3枚程度
ネギの青い部分 1~2本程度

そうめん 1束
茹で鶏肉 適量
きゅうり 1/3本
ネギ 適量
キムチ 適量

◆作り方
〈茹で鶏肉〉
①鍋に水を入れ、鶏胸肉、しょうが、ネギの青い部分を加えて弱火にかける
②湯が80~90℃程度に温まったら火を止める
 ※鍋底から2~3気泡が上がってくる程度
③20分放置する
④肉を取り出しジップロックに入れ、袋を閉じ、袋の上から流水にさらし急冷する
⑤肉が冷めたら、繊維に沿って指で裂く
〈仕上げ〉
⑥丼に〈タレ〉の材料を全て加え、よく混ぜる
⑧きゅうりをせん切り、ネギをみじん切りにする
⑨そうめんをやや硬めに茹で、茹で上がったらザルにあけ、流水にさらしぬめりをとる
⑩⑥にそうめんを入れよく和える
⑪〈茹で鶏肉〉、きゅうり、キムチ、ネギを乗せる
完成


うーーーーーん!!!
これはマジで韓国家庭風だ!!
食った瞬間に、韓国に行って、韓国人の友達の家に招待されて、泊まった翌日のお昼ご飯に、
「こんな簡単なものしかないけど、よかったら食べて!」
って、韓国人の友達のお母さんが出してくれた料理。
っていうストーリーが浮かぶ味!!
説明が長い上分かり辛いって!!?
それもご愛嬌ッ♪(チャピッ!!)

さて、味をちゃんと解説しますと・・・
まずコチュジャンのほんのりとした甘みが全体を支配しています。
その甘みと、コク、穏やかな塩気が麺に絡んでやさしい味ですね。
そして、麺が適度にやわらかいから、タレとの一体感があって、ズゾズゾすすれちゃう感じ。
具もきゅうり、茹でた鶏胸肉とさっぱりしたラインナップなので、すんげー暑い夏の日で、食欲がない日でもさっぱり食えそう。
むしろ、食欲に火がつきそう!!
個人的にはかなりおススメ!!

総評・・・
「そうめんっぽさはほとんどなく、完全に韓国料理!」



タイ

おいおいおい・・・・東山サンよぉ・・・・
韓国とかなら日本に近いから分かるけど、さすがにタイはないでしょう、タイは。
と言われそうですが、Non,Non,Non・・・
タイでもそうめんは食べられているんです!!!

以前、タイに旅行に行ったとき。
パーイという、タイの北部にある田舎に行ったんですよ。
で、田んぼの前に朽木で組み上げた感じのボロイ屋台があって、そこで川魚を揚げてココナッツミルクベースのカレーソースをぶっかけたみたいな料理を頼んだのね。
そしたら付け合せに出てきたのが、大量のハーブと、そうめん!!!
えぇ、そりゃ驚きましたよ!!
メニューに日本語どころか、英語すらも記されてない、タイのド田舎の屋台ででそうめんが出てきたんですから!!
味も完全にそうめんなんです。
魚の身をむしって、そうめんとハーブを共にカレーソースに和えて食べるのがうんまい!!

ってことで、キンキンに冷やしたそうめんを、熱々のグリーンカレーにつけて食べる食べ方を提案します!!

ちなみに、このグリーンカレーの作り方は、タイでタイの料理人に直接教わった作り方で、めちゃくちゃおいしいっすよ!!


<グリーンカレーつけそうめん>
◆材料
〈グリーンカレー〉※3人前分量
サラダ油 60cc
茄子 2本
ピーマン 4個
たけのこ 100g
鳥もも肉 250~300g
グリーンカレーペースト 50g(1パック)
にんにく 3かけ
ナンプラー 20cc
ココナッツミルク 400ml(1缶)
お湯 100cc

そうめん 1束
パクチー お好みで

◆作り方
①フライパンにサラダ油を加え、強火で熱する
②①にナスを加え炒める
③ナスから油がにじんできたら、たけのこを加え炒める
④タケノコにほんのり焼き目が入ったら鶏肉を加え炒める
⑤鶏肉の表面が白くなったら、ピーマンを加える
⑥⑤を20秒程炒めたら、グリーンカレーペーストを加え炒める
⑦食材から出た水分でグリーンカレーペーストがなじんできたら、ナンプラー、にんにくを加え炒める
⑧ココナッツミルク、お湯を加えたら煮立たせて1~2分煮る
⑨そうめんを茹で、茹で上がったら流水のさらしぬめりをとる
⑩ボールに冷水と氷を入れ、そうめんを加え、そうめんを冷やす
⑪グリーンカレーを椀に盛り、そうめんを皿に盛り、パクチーを乗せる
完成


マジでうまい・・・・
やばい、これ、完全にタイだ。カムバックThaiランド!!!
そして、グリーンカレーとそうめんってめちゃくちゃ相性いいな!!
そうめんが細極麺で、グリーンカレーがトロミがあるから、スープがすっっっごく絡むんですよ!!
そして、そうめん自体にあまり香りがないから、グリーンカレーのハーブ&スパイシーな香りがすごく生きる!!
熱々のグリーンカレーにつけたそうめんは、食感がやわらかくなるから、カレーとの一体感がこれまたすごい。
しかも、グリーンカレーが濃厚ゆえに、いくらそうめんをつけても汁が全然薄まらないのも利点!
あと、パクチー好きにはパクチーをバクバク食べることができるのもたまらん・・・・!!!
これは驚くほどの好相性!!
つけ麺と同じような感じなので、夏場の食欲が落ちたときにもぴったりだし、ガッツリ食いたい欲も満たしてくれる素晴らしい料理!!

総評・・・
「グリーンカレーと、つけ麺が好きにハマる味。あと、そうめんとスパイス&ハーブは好相性」

中国

さぁ、最後は4000年の歴史に紡がれた国、中国です。
 
じつは、中国でそうめんが食べられているか定かではないのですが・・・
中国では、「かんすい」をつかわない、小麦粉・塩・水だけで練り上げられた、食感がやわらかく、白い麺がよく食べられます!!
ラーメンで食べられる「中華麺」というのは、「かんすい」を使った黄色い麺のことです。

そして、中国の超本格的なレシピを見ると、かんすいを使わない白い麺を使っています。

たとえば、汁なし坦々麺で有名な「中国家庭料理 楊 2号店」の坦々麺はこんな感じ。


かんすいを使わない白い麺を使用しているんですね。
ここ以外でも、中国人コックがいるガチな中華料理屋(特に四川料理)では、こんな感じで白い麺の汁なし坦々麺がよく出てきます。

ん?待てよ・・?

「かんすいを使わない、小麦粉・塩・水だけで練り上げられた麺」

!!!

そうめんもそうじゃん!!!

ってことで、「中国家庭料理 楊 2号店」の汁なし坦々麺を目指して、そうめんで本格的な汁なし坦々麺を作ってみました!!

<四川式汁なし坦々麺風そうめん>
◆材料
〈タレ〉
すりごまペースト50g
醤油 大さじ2
※中国醤油を使うと、より本場の味に近づきます!
黒酢10
※なければ米酢

〈挽肉炒め〉
ごま油 大さじ1
豚挽き肉 200g
豆板醤 大さじ1
紹興酒 大さじ1
醤油 小さじ1

そうめん 1束
タレ 20cc
鶏がらスープ 20cc
※なければ顆粒のスープをお湯に溶かしたもの
ラー油 大さじ1
※ラー油ブログ参照
挽肉炒め スプーン2杯分
小松菜 2本程度
ピーナッツ 10粒程度
花椒

◆作り方
〈タレ〉
①〈タレ〉の材料をホイッパーでよく混ぜ合わせる
〈挽肉炒め〉
②フライパンにごま油をしき、強火で豚挽肉を炒める
③肉に火が通り油が出てきたら豆板醤を加え、よく炒める
④油に豆板醤の色が移ったら紹興酒を加えアルコールを飛ばし、仕上げに醤油を加える
〈仕上げ〉
⑤小松菜を茹でて4cmほどに切る
⑥ピーナッツを粒が残る程度に砕く
⑦丼にタレを入れ、鶏がらスープで伸ばし、ラー油を入れる
⑧そうめんを硬めに茹でる
⑨茹で上がったらザルにとり、流水で洗いぬめりをとる
⑩⑨のソーメンを一瞬湯にくぐらせ温めてから、湯切りし、⑦に入れる
⑪⑩に〈挽肉炒め〉、小松菜と、ピーナッツを乗せ、花山椒をふりかける
完成


!!!?
見た目はかなり近い!!!!
これ、似てない!!?

食べてみると・・・・
ん!!?んんん!!?
似てます!!
楊には及ばないものの味の印象はかなり似てます!!
麺にかんすいが入っていないため、ごまや、ラー油などの香りをダイレクトに味わえる。
そして、麺がフワフワしていというか、博多ラーメンの「やわやわ」に近い食感なので、タレと麺の境目がかなり曖昧になって、物凄い一体感です!!
楊のような、本場の四川料理を提供してくれる店の坦々麺もこんな感じでやわらかい麺とタレが絡んで一体感がかなりありますが、これはそれを凌駕しています!!
麺がすすれないレベル!!
もしかしたら冷麦とかのほうがいいのかもしれない!!

総評・・・
「味はかなり似ているが、麺がかなりやわらかい!!」


総括

さて、そうめんを4ヵ国流に調理してみましたがいかがでしたかね?

今回、色々作って食べ比べてみて分かったことは、
「そうめんはクセがないため、色々な料理に合う!!」
ということが分かりました。
どのそうめん料理も、その国の料理として完全に溶け込んでいて違和感がなかったです。
普通の中華麺だとかんすいの作用によって、独特の香りが出てしまって、相性の幅が狭まってしまいますが、そうめんにはかんすいが含まれていないため、調味料とか食材、スパイスの風味を邪魔しないんですね!!
よって、スパイスやハーブを使用する麺料理とも相性バツグン!!

しかし、そうめんの特徴として・・・
「熱を加えるとかなりやわらかくなる!!」
という点があります!!
汁なし坦々麺みたいに、麺が温かい状態の料理だとかなりやわらかくなるし、グリーンカレーつけ麺みたいに、温かい汁に一瞬浸しただけでも結構やわらかくなります。
やわらかいゆえに、「タレとの一体感が増す」というメリットがあるのですが、日本人はコシがあって、しっかりとした食感の麺を好むため受け入れられづらいかもしれません。
それゆえに、日本ではそうめんをガッツリ冷やして、麺を引き締めて、食感を硬くして食べるのが一般的なようですね。

4ヵ国流のレシピ、全て食べてみて思ったことは、
「麺もつゆもキンキンに冷やして食べるそうめんが、一番本領発揮されてる」
と思いました!!
麺のしゃっきりした食感もそうですし、ここまで涼を感じられる冷たい料理って、他にあんまりないんですよね!!

しかし、実際に他国で食べた料理となんら遜色を感じさせない、そうめんの食材的ポテンシャルはもの凄いものがある!と思いました!!
なので、日本風の和風だしで食べるそうめんに飽きた人とか、色々なバリエーションでそうめんを楽しみたい人には激しくおススメです!!
特に、小学生の頃のおれみたいに、週5でそうめんを強いられている人は是非とも試していただきたい!!

それでは、みなさん!!
毎日そうめんを食べて、良い夏をお過ごし下さい~~♪

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