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汁なし担々麺専門店 タンタンタイガーもそろそろ開業して1年・・・
幸いなことに、色々なお客様から「美味しい!」とご評価いただいており、私、至極満面の笑み
を浮かべながら日々を過ごさせていただいております。

そんなある時、ふと思ったのです。

「タンタンタイガーの汁なし担々麺は、外国のお客様にも喜んでいただけるような味なのだろうか?」

世は益々グローバル化が進み、2020年には東京オリンピックによってたくさんの外国人の方々が日本へとやってきます。

「是非とも外国のお客様に汁なし担々麺を食べていただき、率直な感想をいただきたい!」

私の想いは膨れ上がり、もう抑えることはできませんでした・・・!!

ということで!

タンタンタイガー・・・!!
アメリカ・サンフランシスコにて汁なし担々麺のポップアップイベントをやってきました!
※ポップアップイベントとは、店舗の一部を借りて出店する期間限定のイベントのことです!


今回は、
①アメリカ(サンフランシスコ)でのポップアップイベントの様子&結果
②サンフランシスコの食材事情
③サンフランシスコのラーメン市場

について書きました!!

将来的にアメリカで飲食店(特にラーメン屋)を開業したいと考えている方にとってはお役に立つ情報がたっぷり詰まっていると思います!

是非ご覧あれいぃぃぃぃ!

Ramen Heroとは・・・

今回、アメリカでPOP UPイベントを開催するにあたって、Ramen Heroさんに全面協力していただきました!

◆Ramen Heroとは・・・
 全米初のラーメンEC事業。
 米国サンフランシスコを拠点に、2017年3月から、
 「自宅でかんたんに、日本の本格的なラーメン屋レベルのラーメンを味わえるラーメン料理キット」
 を、インターネット専門で販売しています。

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こちらが販売しているラーメン料理キット。
インターネットから注文すると自宅に届きます。
アメリカでは、ホームパーティに合わせて注文してみんなにラーメンを振る舞う、というパーティの需要にとてもマッチしているそうです。

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麺・スープ・具材、ラーメンを構成する全てのものが入っています。
スープを解凍して温めて、麺を茹でて、具を乗せるだけで・・・

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こんなに本格的なラーメンが出来ちゃいます!
食べさせていただきましたが、とにかくスープが濃厚!
そして麺は、さすが小麦大国アメリカ。小麦の風味と甘味が日本の麺よりも強烈でめちゃくちゃ美味しい!
これがネット注文で家に届くなんて凄すぎる!!日本からでも注文したいーーーーーーーー!!

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長谷川 浩之さん(写真左)、梶谷 恵翼さん(写真右)
Ramen Heroの創業メンバーのお二人、長谷川さんが代表を務めています。

今回のサンフランシスコPOP UPイベントを開催するにあたって・・・

・会場選定
・イベント告知
・イベント参加者募集
・イベントチケット販売


という、最もハードルの高い部分をRamen Heroさんが全て請け負ってくださいました!
なので、私は・・・

サンフランシスコに行って、会場でラーメンを作るだけ

ここまでのお膳立てをしてくださりました・・・
ごく控え目に言っても・・・

Ramen Heroさん神!ネ申!!

驚くべきイベント会場「KITCHEN TOWN

開催場所はKITCHEN TOWNといいまして、とにかく凄いんです。
カフェを併設した巨大な共同キッチンで、シェアオフィスのキッチン版といった施設。パンをたくさん焼く巨大なオーブンから、120ℓオーバーの寸胴までなんでも揃っています。 




サンフランシスコ国際空港から車で30分ほど南下したところに位置しています。
KITCHEN TOWNの周りは住宅街で、落ち着いた雰囲気の中に佇んであります。


KITCHEN TOWNの中のほんの一部ですが、天井が高く、スペースが広大です。
色々な会社や、事業をやっている方々がシェアしているため、食材や商品のストック数も半端ないです。
驚いたのが、"冷蔵庫"がないんです。
その代わり、"冷蔵室"があるんです。
巨大な冷蔵室、巨大な冷凍室があって、みんなそこに食材を保存しているんですよ。
部屋ごと冷やしてしまうスケールの大きさにアメリカという国のスケールの大きさを感じざるを得ませんでした!

アメリカへ持ち込み可能な荷物

アメリカでイベント出店をする際に最も気になるのが、
「実際、日本からどれくらい食材を持ち込めるのか?」
というところ。
今回は事前にチケットが完売していたので、タレや麺などのアメリカでは絶対に手に入らない食材が空港で没収されたらどうしよう!?とかなり不安だったので、徹底的に調べました。


日本から持ち込んだ食材の数々。
基本的には食肉類は検疫上の問題があり、持ち込み厳禁。
動物性素材でとったスープとかもダメです。
なので、麺・ゴマダレ・すりごま・自家製辣油などを持ち込み。
汁なし担々麺の上に乗っける肉は現地で調理しなければいけないので、肉を調味する自家製のタレも持ち込みました。
あとは、中華鍋などの使い慣れた調理器具もいくつか持参。
航空会社にもよりますが、アメリカに持ち込める物のポイントは以下です。

<Point>
①預入荷物は1人あたり、[23㎏×2個]までOK
②動物性素材は絶対ダメ
③生の植物は植物検疫観点からダメ
④植物系は加工品であればOK

植物防疫所HP 
 ↑不安な方はこちらに問い合わせましょう。
 僕は麺の持ち込みについて相談したところ「大丈夫」と回答いただきました。

あと、大事なポイントとして、衝撃緩和対策はしっかりやりましょう!
スーツケース内に衝撃緩和材を入れたり、衝撃を和らげるために布でくるんだりするのは当然のこと、液体系は容器に入れたのち、容器ごとジップロック袋で密閉して万が一の容器破損に備えるのが吉!
僕はタレを入れた容器が1本破損していたのですが、ジップロックに入れていたおかげでなんとか助かりました!
ペットボトルは一切破損&液漏れしていなかったので、ペットボトルが最強かもしれません。

ちなみに余談ですが・・・
僕の時は空港で、"荷物を開けられて持ち込んだものをチェックされる"ということはありませんでした。
はい、単なる余談です・・・

サンフランシスコ版汁なし担々麺 
汁なし担々麺の上に乗せる肉や、ゴマダレをのばすための丸鶏スープはアメリカのスーパーで食材を入手し、KITCHEN TOWNで調理をさせていただきました。
予定していた食材はすべて持ち込むことができたので、無事に汁なし担々麺を作ることができました。


こちらがアメリカで作った汁なし担々麺。
写真右下に牛肉のステーキが乗っていますが、こちらまかない用でして・・・お客様に提供したものにはステーキは乗せませんでした。
※イベント当日に汁なし担々麺の写真を撮り忘れるという大失態・・・!


水菜がアメリカでは手に入らなかったので、ベビースピナッチにて代用しました。
ベビースピナッチはほうれん草の若芽なのですが、これがめちゃくちゃ美味しかった!
しなやかな食感、みずみずしさ、やさしい甘さ、強いコク・・・汁なし担々麺のゴマの濃厚さの中でもしっかりと存在感を示してくれました。日本でも安く入手できたら採用したいレベル。
そして、これが安いんですよ。300円/500g程度という神プライス。
※日本なら300円/50~100g程度なので、約5倍~10倍の値段の差の開き

汁なし担々麺の味の再現度は極めて高かったです。
水菜→ベビースピナッチ以外の違いは全くなかったです。
麺を茹でる水が硬水だったら茹で上がりの食感が変わってしまうかな・・・と心配していたのですが、サンフランシスコの水は軟水だったため、いつもと全く変わりませんでした。

サンフランシスコのお客様の反応

ポップアップイベントは平日の夕方から3時間かけて、60人のお客様を迎えました。
汁なし担々麺の価格は$16(日本円で1800円くらい)。
辛さ&痺れは、中&中のみの用意。

「ラーメンなのに、"汁なし"!?」

という点に興味を持っていただいた方が多く、チケットはかなり早い段階で完売しました。
Ramen Heroさん!本当にありがとうございます!

さぁ、いよいよ気になるお客様の反応です・・・・
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「辛ささちょうどよい。美味しい。いい感じ。もっと彩りがあればよりよいかも」

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「辛さいい感じだけど、人によっては辛いかもね。オイリーで途中飽きた。
美味しい」

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「肉がオーバークックド。スパイシーレベルはOK。もしお店出してもうまくいくんじゃない?」

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女性「私には辛かった」
男性「辛さが物足りない。美味しい。もっと食べたい」

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「麺がモチモチで美味しい。全部食べきった。サンフランシスコにお店出してもいいかも」
「オイリーだった。麺はうまい」

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「もっと野菜を入れるといいかも。味は凄く美味しい。辛さは丁度良い」
※写真右女性はラーメンを食べるのが生まれて初めてとのこと!

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「あんまりアメリカナイズしないほうがいいかも。味は凄く良い。辛さもいい感じ」

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「美味しい。ちょっと辛いかも。サンフランシスコで$16は安い、他のエリアなら$16は高い」

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「味はめちゃうま。麺がいい感じ」
「食べられないくらい辛いかも」

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「オイリーだった。ミックスしなかった。ヌードルテキスチャーは良かった。スパイシーすぎた。香りはすごい良い。ゴマ感はもっとあっても良かったかも」

概ね良い反応です!!

「美味しい」「麺が美味しい」「辛さがいい感じ」
という評価をたくさんいただいた反面、
「オイリーだった」
というネガティブな反応も見られました。

イベント終了後客席の方に行ったら、たくさんのお客様から「素晴らしく美味しかった!」とお褒め戴き、握手まで求めてくださり、本当感無量でした。
自分の作った料理が外国の方々からも評価していただけるということが、こんなにも嬉しいことだとは・・・あまりの嬉しさに驚きました。

会場ではお客様に、事前に用紙したアンケート用紙でアンケートをとりました。
以下、その結果です!

<アンケート結果のまとめ>     
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アンケート項目はQ1「このラーメンを他人に勧めたいですか?」、に始まり・・・
「スープの味はどうでしたか?」「麺の味はどうでしたか?」・・・というようなもので・・・
実質Q1 の結果が一番お客様の満足度を反映しているものとなります。
0~10点で評価していただいたのですが・・・

結果・・・

平均値 8.9!!!

激高です!!
驚きの結果でした・・・
サンフランシスコでは汁なし担々麺を提供している店はまだなく(2017年3月時点)、イベントに参加いただいたお客様も汁なし担々麺初体験の方ばかりだったのですが、意外と好評価でした。

サンフランシスコは凄く良い所、人もみんなやさしくてフレンドリーで、いつか出店したいなーーーー!!夢ッ!

サンフランシスコの食材事情

さぁここからは、サンフランシスコの食材事情について、たくさんの写真とともに説明していきたいと思います。

「どんな食材が手に入るのか?その価格は?


サンフランシスコ、もしくはアメリカ国内で飲食店を出店を検討している方々のご参考になれば幸いです~。

今回廻ったスーパーは2店舗。

Whole Foods Market


Safeway

どちらもサンフランシスコの中心部から徒歩10~15分ほどの距離にあり、割と高級スーパーです。
日本での位置付けでいうと成城石井とかが近いかもしれません。
なので、今回紹介する食材は業務用のものより3~5割くらい高い可能性があります


まずはラーメン屋のマスト食材ともいえる丸鶏。
日本で見るものより1.5倍くらい大きい感じがします。
価格は$2.99~3.99/pound
オーガニックかどうかでちょっと価格が違うようですね。
ポンド(1ポンド=453g)表示なので
78~105円/100g程度


さっきのは精肉コーナーに陳列された、割と高級なやつでしたが、あらかじめパックされている若鶏の丸は安いものだと、

¢99/pound!!

つまり・・・

26円/100g程度

※日本円換算時は$1=120円で計算しています(以下同)

安い!!
これで業務用の価格を考えると日本より安い可能性が高いです。


Chicken Backsはいわゆる胴ガラみたいなものですね。
こちらも日本円で、
60円/100g程度
日本だと胴ガラは30円/100gくらいの価格なので単純比較すると高いですが、こちらもショーケース陳列の高級肉ですから、その点を考慮するとアメリカの方が安く入手できそうですね。


牛肉大国アメリカ。
売られているほとんどの肉が赤身メインで、サシの入った肉は一切ありませんでした。

"OPEN NATURE GRASS FED ANGUS BEEF TENDERLOIN STEAK"
 ↓ 日本語に訳すと
"自然の中に放牧され、青草を食べて育ったアンガス種牛のテンダーロインステーキ"

部位や牛の種類だけでなくて、その牛が育った環境や餌まで記しているのは流石です。
日本だとデパートでもなかなかお目にかかれないほどの超高級肉ですが、
556円/100g程度
と、ありえないくらい安く売られています。


パックされた肉なら100円/100g前後ですからやはり激安です。
ちなみに、買ってみて焼いて食べたら最高に美味しかったです。
アメリカの牛肉の旨さは飛びぬけていますね、やはり。


またKOBE BEEF(神戸ビーフ)も売られていました。
世界に羽ばたくブランド肉ですね~。


豚肉も非常にみずみずしく、美味しそうです。
130~240円/100g程度
精肉コーナーのショーケース売りでこの価格は安いです。

パック売りの肉だと、
52~132円/100g
安い!!業務用価格だともっと安いはずなので、豚肉料理にはかなりビジネスチャンスがありそうです!

今まで肉は全般的に安かったですが、挽肉はそんなに安くないです。
豚挽肉:158円/100g程度
ですが、特徴的なのが脂肪分の除去率が明記されていること。
写真手前の肉は脂肪分15%除去。
脂肪分除去されていることやショーケース売りの相場感を考えると、それでもやはり日本よりは安そうですね。

なんとこちらは脂肪分95%カット!!
132円/100g
しかも安い!!

日本だとこれだけ脂肪分を除去した挽肉って本当に手に入り辛いんですよね~。
タンタンタイガーではお肉屋さんにお願いして、特別に脂肪分を徹底的に除去してもらっていますが、その要望を聞いてもらえるお肉屋さんに巡り合うまで何件の肉屋さんを回ったか・・・
今回のポップアップイベントでもこちらを使用しました。
そのおかげで「動物性脂肪を徹底的に排除する」というタンタンタイガーのコンセプトに沿った汁なし担々麺がアメリカでも作れました!


ちなみにバイソンの挽肉なんてのもありました。
時間的余裕があればめっちゃ試してみたかった!


お次は野菜です。
サンフランシスコの野菜はとにかく・・・

味が濃い!!

汁なし担々麺の上に乗せる野菜を検討するために何種類も買って試してみたのですが、どれも味が濃すぎました・・・苦すぎたり、香りが強すぎたり、甘味が強烈だったり・・・
タンタンタイガーの汁なし担々麺に求めていた野菜は、「主張しすぎず調和する」がテーマだったので苦労しましたが、他の料理であれば「味の濃い野菜」なんてのは最高に嬉しい素材です!


サボイキャベツ。
キャベツの一種で、味が濃く、煮崩れしないため、ロールキャベツとかに使うと最高の野菜。
日本だとデパートでしかお目にかかれない高級野菜ですね。


アスパラ。
これも味が凄く濃かった。そして安い。


色とりどりのじゃがいも。
この一袋で$3.99(478円)って考えるとやはり安い。


アボカドは日本よりもかなり高かったです!
高級スーパーであるということを考慮しても高いですね。
サンフランシスコはメキシコに近いからてっきりアボカド激安かと思っていました。


豆苗。
タンタンタイガーでは水菜に混ぜていますが、これは高い!!


パクチーは安い・・・!
日本のスーパーで手に入るものよりも、香りも味も格段に強くてパクチー中毒者としては羨ましすぎ。


もやしも売っていました。
価格をメモし忘れたのですが、かなり高かったような記憶があります。


ケール。
キャベツの一種で、日本だと青汁の主原料として使われていますね。
日本では料理して食べられることは滅多にないけど、サンフランシスコではめっちゃ人気です。
スーパーの棚の野菜コーナーの大部分を占めていました。
食べてみましたが、めっちゃ苦い!苦みがマシなベビーケールですらめっちゃ苦い!!
でも苦いだけじゃなくて、旨味とコクが凄くて、中華風の炒め物とかにしたらめちゃくちゃ美味しそうだな~、って思いました。
 

生の唐辛子も色々な種類が売っています。
生のハバネロが普通に売られているのには驚きました。


生のターメリック。
ターメリックは乾燥させて粉末状にしたものが、カレーには欠かせないスパイス。
生のターメリックは初めて見ました!感動!
しかし、これ、どうやって料理するんだろ?


小麦の若芽。
猫草のように見えますが、こちらもアメリカのベジタリアンに人気の野菜。
食べてみましたが、ほんのり甘くて、やや繊維感が口に残り、青臭さが強めでした。
おひたしとかにしたら美味しいのかも。


小麦の若芽はスーパーフード的な位置付けらしく、スムージーにするのが良いそうです。


きのこ好きには夢のような光景です。
色んな種類のマッシュルームが山のように売られています。
日本より安い!

キヌア、チアシード、ココナッツetc・・・
穀物類・種子類・ナッツ類はかなり豊富に売られていました。
全体的に日本よりも3割程度安い印象です。
こういう風に小売りでグラム売りしてくれるのめちゃくちゃいいな~!


さぁ、お次は調味料です。
醤油、みりん、酢などほとんどのものは売っていました。
しかし、日本のようにメーカーを選べるほどの豊富さはさすがにありません。


醤油は面白くて、普通の醤油だけじゃなくて、「COCO AMINO」という謎の醤油なども売られていました!
ココナッツ由来のアミノ酸を添加した醤油とかでしょうか?買えばよかった・・・

驚いたのが、たまり醤油が売られているのです。
しかも生醤油も売っている
醤油の種類は結構豊富です。


まぁ、価格的には日本の8~10倍近くしますが・・・


海苔や昆布も手に入ります!
こっちだと超高級食材ですねぇ・・・


圧巻だったのがスパイスの豊富さ!
これ、全部スパイスなんです。この棚にあるのは「1回使い切りの小分けサイズ」のスパイスですが。これだけの種類を取り揃えているのは凄いです・・・!

スリラチャソース。
唐辛子、ニンニク、酢、塩、砂糖などを混ぜ合わせて作られたソースなのですが・・・
コチラ、サンフランシスコで大ッッ流行しているのです!
中華系、アジア系のレストランだけでなく、フードコートからハンバーガーショップまで、色々なレストランで常備されていて、サンフランシスコの人たちも料理にドボドボかけているのです。
ピリ辛で、旨味が強くて、ちょっと甘酸っぱくて、ハマるとクセになりそうな味です。


サンフランシスコの食材事情・・・
まとめますと・・・

・食肉類:日本よりも安く、味も美味しい
・野菜:総じて安くはないが、とにかく味が濃い
・スパイス類:種類豊富で割と安い
・調味料:日本のものは割と種類豊富だが、かなり高い


肉や野菜が美味しくて、割と安いので飲食業としてみた時にビジネスチャンスはありそうだが、ラーメン屋は、醤油などの日本産調味料が高いという点で調理上の工夫や、独自の仕入れルートが必要かもしれません。

サンフランシスコのラーメン事情

サンフランシスコではラーメン屋が大人気!
中には行列が絶えず、1時間待ちの人気店もあります。
そこで、人気のラーメン屋を数点めぐりました。


①MENSHO TOKYO SF店
東京で「麺や 庄の」 を始め、数店舗展開する株式会社 麺庄が開業した超人気店。
今、サンフランシスコで一番人気があるお店のようで、僕も1時間待ちの末ようやく入店できました。


鶏白湯ラーメン $16
MENSHO TOKYO SF店の看板メニュー。
色とりどりの具材が乗せられており、見た目がめちゃくちゃ美しいです。


麺は全粒粉の太縮れ麺。
アメリカに来て全粒粉麺にお目にかかれるとはーーー!!
味は、めちゃくちゃ美味しかったです。
「アメリカでこれだけの味のラーメンが食べれたら上等」というようなレベルではなく、「東京でこのラーメンを提供するお店があったら通う」というレベルです。
粘度高め、コッテリ濃厚でキメ細やかな鶏白湯スープは旨味が強烈で、そのスープに負けない全粒粉太縮れ麺の力強さ!
特に麺の味の旨さには驚きました。というか圧倒されました。
やはりアメリカは小麦大国ですから、小麦の質が違うのかもしれません・・・


ヴィーガン担々麺 $18
ヴィーガン向けに、動物性素材を一切使わないで作られた担々麺。


やばい・・・めちゃくちゃ美味い。
ちょっと動物性素材不使用とは思えないほどの濃厚さとコクです。
普通にヴィーガンと知らずに食べたら、気付けないレベルです。


オーガニック醤油らーめん $14
魚介系の出汁香る、正統派の醤油ラーメンです。


麺は全粒粉の平打ち麺。
美味しい。魚介の旨味がたっぷり詰まったすっきり醤油スープに平打ち麺のつるつるしたのど越しが気持ちよくて・・・
凄く美味しいのですが、現地のお客さんはの注文率は低いように感じました。
まだ、"だし"の味がアメリカで受け入れられるまでには時間がかかるのかもしれませんね。

②Nojo Ramen

日本で塚田農場などの居酒屋を展開する株式会社エー・ピーカンパニーが経営しているラーメン店。こちらもサンフランシスコの超人気店です。


鶏白湯ラーメン
まずもって、めちゃくちゃ美しいビジュアルです。和食の盛り付けがベースにあるような、洗練さすら感じます。
粘度高め、塩だれベースのスープに浮かぶ具は、鶏つくね、筍、おろししょうがなど、かなり"和"なラインナップです。

麺は全粒粉配合の太縮れ麺。
サンフランシスコで全粒粉麺流行っているんでしょうか?
こちらもめちゃくちゃ美味しい。スープが濃厚でしっかり麺と絡んでいます。
鶏のクドさ、臭みは一切なく、こってりしているのに上品です。
そして、やはり麺が圧倒的に美味しい。


担々麺
パクチーがどっさり乗っています!
やはりビジュアルが美しい・・・

麺は鶏白湯ラーメンと同様。
こちらもすごく美味しいです。
濃厚ですが、ゴマ感はそれほど強くなく、濃厚さは鶏白湯スープに起因しているように感じられます。
日本だと、ゴマによって濃厚さを演出する発想の方がより一般的な気がするので、アメリカは逆のよう。
食肉系が安価で、ネリごまが高い、という食材事情が背景にあるのかと推測。

③Orenchi Beyond 

サンフランシスコでは今まで紹介した2店よりも昔から営業しているラーメン屋です。
ラーメン屋というよりは、ラーメン居酒屋という側面が強く、日本風のおつまみの品揃えが豊富です。


Orenchi Ramen
ジャンル的には豚骨醤油ラーメン。
ガーリックチップなどが乗せられており、コッテリ攻め攻めな感じのラーメンです。

麺はストレート太麺。
ツルツルシコシコな太麺と、コッテリしたスープがよく絡んで美味しいです。
上記2店に比べると、スープの濃厚さと旨味で食べさせる味というよりかは、やや化学調味料の味が強めです。


揚げだし豆腐 
美味しいな~!
出汁もちゃんと聞いてるし、豆腐も美味しいです。
日本の居酒屋で出てくる味そのものです。

④Shalala

こちらはサンフランシスコの中心部から車で1時間ほど行ったマウンテンビューというところにあるラーメン店です。
サンフランシスコでは珍しく味噌ラーメンを提供しているお店です。


味噌ラーメン
粘度の高い濃厚スープに、しっかり味噌の味わいが溶け込んでいて、かなりパンチのある味です。
動物性素材の旨味がめちゃくちゃスープによく出ていて、すごく美味しい。
東京に出店してほしい。かなり通うレベルだこれ。


麺うまーーーーーーーーい!!
ぎゅっと詰まった感じのワシワシ縮れ太麺。
濃厚なスープ×濃厚な味噌、という濃厚コンビネーションにも負けない力強さがあって、ちゃんと小麦の甘味・旨味・香りを感じられる。


Shalalaではおつまみもかなり充実しており、こちらは餃子。
めちゃくちゃ美味しい。
毎回頼んじゃうレベル。


からあげもかなりジューシーで、日本で食べた色々な店のから揚げと比べてみてもかなり上位に入る美味しさです。
やはり肉自体の美味しさが飛びぬけているのかもしれない。

サンフランシスコのラーメンは、総じてレベルがめちゃくちゃ高いです。
日本で出店しても行列店になるのでは?というレベルでした。
そして、共通して感じたのが、
「麺がめちゃくちゃ美味しい!!」
ということです。
麺の美味しさの平均値でいうと、日本よりも断然高く感じました。

ということで、サンフランシスコの製麺会社に行ってきました。

サンフランシスコの製麺所に行ってきました!

image
Yamachan Ramen 


なんと、サンフランシスコのラーメン屋に卸している麺のシェア85%を占める製麺会社なのです!!

image
こちらがロゴマーク。
なんでも40年近い歴史があり、日本人のスタッフの方もたくさんいらっしゃいました。
中の施設も見学させていただきましたが、すごく清潔で、最新の設備がそろっていました。
麺の生産量が膨大なためほぼ24時間体制で工場が稼働しているようです!!

しかも、なんと麺のカスタムフルオーダーにも対応してくださるとのこと!
神です!
アメリカでラーメン屋の開業を検討している方は是非相談してみると良いですよ!
今回かなり急な訪問でしたが、日本人スタッフの方々がかなり親切にご対応してくださりました。

********

いかがでしたでしょうか?
アメリカでのラーメン事情は僕が想像していたものよりもかなり進んでいました。
驚いたのが、タクシーに乗った時に毎回運転手の人にこう聞いてみていたのですが、

「Do you like Ramen?」

と・・・そしたら・・・

「Yeah!! I love Ramen!!」

ほとんどの人がこう答えてくれるのです。
「Ramenって何?」
という人は一人もいませんでした。
そう、ラーメンはアメリカでも愛されている!!
いちラーメン屋としてこんなに嬉しいことはありません!

飲食店、はたまたラーメン屋をアメリカで進出したいと検討している方々にとって、この記事がお役に立ちますように!!

四川式汁なし担々麺専門店「タンタンタイガー」を2016年8月10日に蔵前にオープン!
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