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いや〜!だんだんと涼しくなり、秋が深まってきましたね!
そして、秋といえば焼き芋!
秋から冬にかけては焼き芋を食べたくなるシーズンではないでしょうか?

しかも昨今は、安納芋やシルクスイートなど、驚くほど甘い芋の品種がたくさん出回っていて10年前くらいと比べると、焼き芋の美味しさが大幅に向上した感じがあります。
しかし、そういった美味しい芋をスーパーや八百屋で見かけても、家庭ではそのポテンシャルを完全に引き出す調理が難しいですよね・・・

そこで!
今日は、家庭でも、簡単に芋の美味しさを完璧に引き出せる焼き芋の作り方を、焼き芋が甘くなる理論を交えながら実際の調理法を説明したいと思います!

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芋が甘くなる理論
芋はそのまま生でかじっても甘くないのに、焼き芋にするとあんなに甘くなるのはなぜでしょう?

それは、芋のデンプンを芋に含まれるアミラーゼという酵素が糖化させるからです!
これは、お米を咀嚼すると唾液に含まれるアミラーゼで甘くなるのと全く同じ反応です!

芋にはデンプン がたっぷり含まれているので、アミラーゼが活動しやすい温度帯を長時間キープすれば芋が甘くなるということです!

具体的には、
アミラーゼは65℃〜85℃がアミラーゼが最も活性する温度なので、その温度帯を長時間キープしてあげれば芋はかなり甘くなります!

その温度帯をキープするために、石焼き芋というのは非常に合理的な調理法で、温めた石は保温性が高く、大量の温めた石の中に芋を放り込んでおけば芋はじっくり加熱され65℃〜85℃の温度を保ち続けられ甘くなっていくのです。

しかし、家庭では大量の石を温めて調理することも難しく、いちいち温度計で芋の温度を測りながら芋を加熱していくのも難しいですよね・・・

なので!今回は、炊飯器とオーブントースターを使って、超簡単に美味しい焼き芋を作る方法を紹介したいと思います!
芋を炊飯器で加熱しよう!
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まず芋を皮付きのまま洗います!
今回使用した芋は『シルクスイート』という品種の芋で、適切な火入れをするとかなり糖度が高まる芋です。
今回の作り方では、ガッツリ糖度を上げる火入れをするので、他には安納芋もオススメの品種です!

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洗った芋をアルミホイルでがっちり包みます!
後の工程で、アルミホイルに包んだ芋をお湯で煮るのですが、その時に水分が侵入しない方が仕上がりが良くなるので、2重3重にしてがっちり包んでください!

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アルミホイルで包んだ芋を炊飯器に入れて、MAXまでお水を入れます!

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芋に落し蓋を乗せて、芋全体がしっかり水に浸かるようにしてください!
今回、小さめの土鍋の蓋を落し蓋代わりに使用しました。
落し蓋をした方が均一に火が入るのですが、もし落し蓋がどうしても見つからない場合は乗せなくても大丈夫です。

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そして、このまま炊飯スイッチON!!
炊飯が終わったらそのまま保温モードになると思いますが、炊飯が終わっても蓋を開けず、そのまま2〜3時間は保温のまま放置しておいてください!
芋を炊飯器で炊飯している間は、がっちり巻いたアルミホイルが断熱材の役割を果たしてくれて、芋の中心温度が70℃〜80℃くらいになり、その後も保温を続けることで同様の温度を保っていきます!

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実際に、炊飯した後3時間保温を続けて芋を取り出した時の炊飯器内のお湯の温度は74.1℃でした!
アミラーゼが活性するのにバッチリな温度です!

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そして取り出した芋がコチラ!

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アルミホイルを剥きます。
理想としては、水分が侵入しておらず、アルミホイルに包まれた芋が、芋の持つ水分で蒸された状態がベストな仕上がりです!
この時点で、芋のデンプンがガッツリ糖化されているので、極上の甘さのふかし芋になっております!
芋をオーブントースターで焼く!
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余計な水分を飛ばす&こんがりとした焼き色を付けるためにオーブントースターので焼きます!
やはり焼き芋の美味しさというのは、皮がこんがり焼けた香ばしさも重要な要素ですので、焦げ目が付くまで高温でしっかり焼きましょう!

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8分ほど焼いたところ、余計な水分が飛びんだおかげで少し締まり、良い感じの焼き色が付きました!

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どうですか!?
どこからどう見ても焼き芋であることに疑いの余地はないでしょう。
これが炊飯器とオーブントースターで仕上げたとは思えない出来だと思います!

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果たしてうまく焼けているでしょうか?
パカッと半分に割ってみたいと思います!!

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おぉぉぉぉーーーー!!
しっかり黄金色に焼きあがっています!
十分に糖化が行われなかった場合は、クリーム色の部分が残っていたり、ボソボソしていたりするものですが、コチラはネットリとしていて透明感があります!

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いざ実食!
うーーーーーーーん!!!うまいっっ!!!!
まず、焼き芋に歯を立てると皮がこんがり焼けた香ばしさが鼻から抜けます!
そして、芋が甘い!!
芋のデンプンが完全に糖化しているの、『砂糖でも加えてるのか?』と疑うほどの甘さ!
そして、ねっとりしたした食感は丹念に火入れした芋ならではの魅力的な食感です!
完全に専門店で食べる焼き芋と遜色ない味わいです!

ちなみに、完成した焼き芋をラップに包んで冷蔵庫で冷やしておくと、4〜5日は保存が効く上、身がギュっと詰まって、上質な芋ようかんのような上品な味わいになります!
秋は、美味しい芋がたくさん出回るシーズン。ぜひ皆さんも、簡単に美味しく焼き芋を楽しんでみてください!

すごく簡単なのですが、一応作り方を下記に示しておきます!
〈作り方〉
①芋を洗う
②芋をアルミホイルで2重くらいにしっかり巻く
③②を炊飯器に入れて水を満水にし炊飯する
④炊き上がったらそのまま2〜3時間放置する
⑤アルミホイルを外してオーブントースターで焦げ目が付くまで焼く
完成!


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