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さて、Cooking Maniacも開設してから約半年が経ちました。
もはや、街を歩くと、
「キャアァァァァァ!!Cooking Maniacの東山サンよォーーー!!キャアァァァァァ!!Cooking Maniacの東山サンよォーーー!!」
とワンサカ寄って来るオナゴたちを、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、しなければならないくらいにまで成長しました。
毎回、料理について偉そうに講釈を垂れて、皆様に暖かくお見守りいただいてきましたが、そのルーツは間違いなく・・・
そうそれはこのマンガ!!

「美味しんぼ」
美味しんぼ超×5恒河沙31大好きで、なんども読みました!
はっきし言って、美味しんぼマニアです。
額に「美味しんぼ」って刺青を彫ろうかと考えています。
そんな僕が、美味しんぼの名場面ベスト5を発表します!!
今回は、「感動編」!!
まず、ベスト5の発表の前に今回のブログを読む上で把握していただきたい登場人物を、必要最低限な分だけ紹介します。

山岡士郎
美味しんぼの主人公。東西新聞社勤務。
グータラでいい加減だけど、料理への才覚は並外れている。
その才覚を生かし、東西新聞社で“現代の最高の食文化を後世に遺す企画”である「究極のメニュー」の担当者になる。
偉大な芸術家であり料理人である「海原雄山」を父にもつが、母親の死をきっかけに超大喧嘩。親子の縁を切る。

栗田ゆうこ
東西新聞者勤務。
鋭い味覚を持っており、東西新聞社で山岡と共に「究極のメニュー」を担当する。
聡明で快活な人柄ゆえ、非常ーーーーーにモテる!!
しかし、本人は山岡さんのことが好き。

海原雄山
美味しんぼの最強キャラ。ラスボス。
マジでかっこいい。
美食の鬼。
芸術家として大成しており、日本一の美食家。
日本最高の料亭といわれる「美食倶楽部」を運営しており、帝都新聞社の企画「至高のメニュー」の監修を行なっている。
マジでかっこいい。
まぁ、これだけ分かればあなたも美味しんぼ通!!
胸を張れますょ!!ガッハッハ!!!
さて、それでは!!
美味しんぼ名場面ベスト5!!「感動編」!!
5位から発表していきますよーーーーーー!!
第5位 32巻「ノビルのお見舞い」より
栗田さんが交通事故にあってしまい入院!
それを聞きつけた団社長(栗田さんが好き過ぎて求婚している男、社長のなのでとても金持ち)は、

「お待ちどおさま。レストラン・団の営業開始です」
と陽気におどけながら団社長が登場!
なんと、フランス料理人を出張させ、病室の前に停めたキッチンカーの中で調理させ、病室で栗田さんにフランス料理のフルコースを振舞う!!
これが社長・団の財力だ!!
と言わんばかりの猛攻から、一気に畳みかけようとする!!
これはッ!!!
団プシーロールッッ!!
いや!金にもの言わせた、「ゴールデン・団プシーロール」やァーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!

「栗田さんッッ!!いや……ゆ…う……子……」
団社長の奥義を繰り出され、もはやKO寸前の栗田さんッッ・・・・
試合終了のゴングが鳴り響こうとするその時ッッ!!

バァン
「よおっす」
山岡登場ーーーーーーー!!!!!
キターーーーーーーーーー!!!
身綺麗な団社長とはうって変わって、泥だらけの山岡が差し出したのは・・・
ノビル。
ノビルは山菜の一種で、根っこを茹でて酢味噌を漬けて食べると、玉ねぎやらっきょうの様な味わいがする植物で、栄養満点の食材なんですよ。
山岡氏、栗田さんのために1日かけてノビルを山に採りに行っていた様子。
それを見た団社長
完全なる敗北宣言。
悔しさの余り部屋を飛び出してしまいます。
そこで・・・
山岡「この香りちょっときついかなぁ……」
たまらん!!!
この山岡の鈍感さがたまりませんッッ!!
そーーーーゆーーーーーーことぢゃーーーないんよッッッッッッッ><!
やっ!まっ!おっ!かっ!!さんっっ!!!!
そして、栗田さんも、
栗田「今のこの気持ち……最高……」
名場面やーーーーーーーー!!!!!!!!!!
栗田さんのために、泥と汗にまみれてノビルを採ってきた山岡さんは本当にかっこいいし、しかもそれを全く押し付けがましくなく、自然体で振舞う・・・
こりゃ、栗田さんも惚れるわけですな。
第4位 24巻「カレー対決!」より
山岡陣営の「究極のメニュー」と、海原雄山陣営の「至高のメニュー」で「カレー対決」を行なうこととなる。
両陣営ともカレーの本場インドへと旅立ち、勝負のための材料を集める。
インドで“カレーの真髄”を体得した山岡が自信満々で出したカレーがこちら。
炭火で焼いた蟹肉をご飯の上に乗せ、日本人の味覚に合わせてカツオ節を隠し味にしたシンプルなカレーソースをまぶして食べるというもの。
日本人に馴染み深いカツオ節 の風味と、蟹とカレーソースのgoodなマッチングを楽しめる、とっても美味しいカレーです。
日本人に馴染み深いカツオ節 の風味と、蟹とカレーソースのgoodなマッチングを楽しめる、とっても美味しいカレーです。
一方海原雄山は、見た目には何の変哲もない「ポークカレー」を出す。
しかし、雄山のカレーを食べた審査員たちは・・・
「あ……あっ………」
「お……おお………」
「あ……う……」
驚嘆!!
なんとこのカレー、シンプルに見えるが、具の豚肉にかけた工夫がすごい。
豚バラ肉に、このカレーのために特別に調合したスパイスを刷り込み蒸し上げており、その豚肉をこれまた特別に調合したスパイスによって作り上げられたカレールーで煮込んだもの。
こうすることによって、カレールーから感じるスパイスの香り、豚肉を食べたときに感じるスパイスの香りによって「香りの多重構造」を狙ったものだという。
自信満々の蟹カレーとのレベルの違いを悟って愕然とする山岡に雄山は言い放つ……

これにはマジで感動しました。
普通の料理マンガだったら、カレー対決という題材ならば、変わった具を使ったり、隠し味として○○を加えたのさ!!的な決着になるところを、雄山自ら一喝!!
「カレーの真髄=スパイスの使い方」で締める。
この料理に対する極めて本質的なアプローチによって決着するというところがたまらない!!
こういうところが美味しんぼが最高の料理マンガだなぁ、と思うゆえんなんだよな~~~。
第3位 76巻「雄山の危機!?」より
さぁ、カレー対決で雄山のかっこよさを知った皆さんを更に雄山の虜にしましょう。
美食倶楽部でアジア各国の首脳陣を招き、雄山自ら腕を振るうことになっていました。
そんな矢先、雄山が交通事故にあいます。
すぐに病院に運ばれるも意識不明の重態。
周りの根気強い看病の甲斐あって、目を覚ました雄山。
しかしすぐに、今夜はアジア各国の首脳陣を招く大事な席があることを思い出し、美食倶楽部へ向かおうとする雄山。
いくら美食において最強の雄山でも、身体の丈夫さは人並なはず。
医者からは絶対安静を命じられている雄山をまわりは止める。
「やめてぇぇぇ!!雄山さん!!やめてぇぇぇぇ!!!後生やから、行かんといてぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
しかし、海原雄山。

「命にかかわらない真剣勝負はない」
ガーーーーーーーーン!!
か、か、かっこよすぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!
URYィィィィィィィィ!!!!
やっぱり、美味しんぼで一番かっこいいのは雄山だなぁぁぁ!!!
第2位 62巻「低予算披露宴対決!」より
さぁ、雄山愛が止まらないぃぃぃぃ!!!
第2位も雄山の名場面だーーーーーー!!!
もはや、「美味しんぼ」じゃなくて「ゆうざんぼ」でいいんじゃない?
不朽の名番組「ちぃ散歩」みたいでなんか感じもいいしサ!!
さて、まずあらすじとしては……
最近、テレビで人気の女性キャスターの滝遼子が、究極のメニューと至高のメニューに対して、
「世界では貧しく、飢えてる人たちがたくさんいるなかで、そんな『ぜいたくなグルメごっこ』をして何になるの?」
と抗議にやってきて、遂には、
「現在の日本社会の腐敗と堕落の象徴」
とまで言い放ちます。
この腕組みをしている気の強そうな女性が滝遼子。
山岡と左右の分け目の位置を変えただけの髪形をしていますが、実は山岡のお兄さんだったというわけではありません。
とにかく高圧的な態度で、山岡のみならず、東西新聞社の社長にまで抗議をして、
「究極のメニューを廃止しなかったら、TVで徹底的に叩いて、おとしめてやるから!!」
と脅してきます。
しかし、このことを雄山に相談したところ、次の究極のメニューと至高のメニューの対決である「低予算披露宴対決!」に滝女史を呼んで、究極のメニューと至高のメニューへの誤解を解こうという話になる。
「低予算披露宴対決!」は、結婚式の披露宴でいかにお金をかけず、心を打つ料理を出せるか?が勝負の趣旨。
勝負当日。
結婚式の披露宴会場で、滝女史と雄山がかち合う。
やる気マンマン!!といった感じで宣戦布告をするように雄山に挨拶をした滝女史だが、雄山……
雄山「ニュースキャスターか何か知らんが、最低の礼儀もわきまえておらんのか!」
滝女史「ほよ?」
FIRE---------!!!!
正論!!
正に、正論!!!!
スカーーーーーーッ!!としますね!!
雄山・・・かっこよすぎるーーーーー!!!!!!!
あまりにスカッと気持ちよくて、何度も読み返してしまうこのシーン。
キンッキンに冷やした炭酸飲料の如く爽快ですなーーーッッ!!
名場面ッッッ!!
そして、雄山KAKKEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!
第1位 43巻「過去との訣別」より
さぁ、栄えある第1位ですが・・・
ここで衝撃的な事実・・・
1位は雄山の名場面ではありませんッッ!!
おそらく、美味しんぼ通の方には予想がついてるはず・・・・
そう!!
山岡さん!栗田さんへプロポーズ!!!!
これはマジで名場面です。
栗田さんにプロポーズをする宣言をしていた山岡は、帰り道で栗田さんへのプロポーズを切り出そうとするも、なかなか言い出せない!!
山岡「本当に今のは、上手な断り方だな……」
フラれたと思い逃げ去る山岡・・・
栗田さん「断るも何も山岡さん、まだ何もいってないじゃないの!」
うわーーーーーーーーーーーーーーんんん!!!!!!!!!泣
やっと2人が結ばれたよーーーーーーーーーーー!!!!
感動!!!感動!!!感動ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!
普通に見たらかっこわるいプロポーズかもしれない、でも美味しんぼが好きでずっと読み続けてきた読者からしたら、なんとも美味しんぼらしく、実に山岡らしいプロポーズなんですよ・・・泣
しかし、「上手な断り方」のくだりは、本当にうまいし洒落てるよなぁ。
ちなみに美味しんぼは、山岡が栗田さんへの恋心に気付いてから、このプロポーズの回までの展開が最高です!!
超面白い!!
さて、美味しんぼの魅力は伝わりましたでしょうか?
まだ美味しんぼを読んだことがない人は、とりあえずプロポーズ回の43巻まで買いに行こう!!
ちなみに俺は人生で、最も長い時間読んだマンガです。
次回は、「爆笑編」!!
感動だけじゃなくて、超絶面白いシーンもたくさんある美味しんぼの魅力をハイテンションでお届けするゼッ☆
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