完全再現シリーズ

びっくり亭 完全再現レシピ【応用編】

前回、前々回と福岡・びっくり亭の記事を書かせていただきました!

CookingManiacの読者様方は食に対する好奇心&探求心が異常に高いので、もう手元に辛味噌があり、なんども鉄板焼肉を作って調理工程をマスターしていることでしょう。

未読の方は先に以下記事を読まれることをオススメします!

まずは【辛味噌編】

そして、【鉄板焼肉編】

そして今回は………

応用編

作った辛味噌&覚えた鉄板焼肉の作り方を用いてアレンジを加えた鉄板焼肉2レシピの作り方を説明していきます!

びっくり亭完全再現レシピ

ホルモン鉄板焼肉

ホルモン鉄板焼肉

まずはコレですよ…

ホルモン鉄板焼肉

びっくり亭では、ホルモンバージョンはないのですが、福岡市内に点在するインスパイア系の店では提供しているようです!

ホルモン焼き

だって、ホルモンと辛味噌って絶対合うじゃないですか?

コレが合わなかったら、今までの食への価値観が崩れ落ちるじゃないですか?

でね、ホルモンって脂が多いんで、味噌がよりパンチある感じに変化するんですよ…

ホルモン焼き

それではいただきま~す…

……………

大優勝!!!

やばーーーーーーーい!!!

正直…一口目、びっくり亭超えたか!?ってなってしまいました…

ホルモンの濃厚なコク、弾力ある食感、そしてキャベツのシャキシャキ感との相性!!
その後ごはんを口中にかきこむと…ああ…涙が出るほどうまい…!

これは絶対試してみていただきたい!
ということで、作り方!

レシピ:ホルモン鉄板焼肉

ホルモン下処理

まずはホルモンの下処理です!
ホルモンの下処理は覚えておいて損はないので、鉄板焼肉をつくる予定がない方もぜひ覚えましょう!

今回使ったホルモンは、牛のシマチョウ。
解凍したものをザルにあけて、たっっぷり塩を振って揉みこみます。

ホルモン下処理

ここでは塩味をつけるのが目的ではなく、塩の浸透圧&ザラザラ感による物理的な効果を狙ってます。

大体1~2分揉んで、ぬめりを落としていきましょう!

ちなみに、パンチングボウルはめちゃくちゃ便利なのであると便利です!
丈夫で、目が詰まりにくいのでとにかく洗うのが楽です!

ホルモン下処理

そしたら、流水にさらして塩&ぬめりを流していきます!
塩を揉みこんだ後、長く置いておくと塩味が染みすぎてしまうので、なるべく早く水にさらしてください!

ホルモン下処理

水にさらした後、ザルにあけて10~20放置して水気を落とします。
この状態で冷蔵庫に入れておくのもアリですね!

ただ、水にさらしたホルモンは鮮度が落ちやすいので、半日以内くらいに食べるのが良いです。
どうしてもそれより時間がかかってしまいそうであれば、生姜・ニンニク・醤油・コチュジャンなどを揉みこんで、韓国風ホルモンにしておくのがオススメです!

ホルモン下処理

ここまで下処理したら、あとは肉と同じ扱いで大丈夫!
鉄板に油をしいて、焼きましょう!
ホルモンからかなりの脂が出るので、植物油をうっすらひく位が良いです。

ホルモン焼き

そして、ラード、塩、味の素、おろしにんにくで半生程度に炒めたキャベツと和えれば完成!!

びっくり亭好きな方も、食べてことない方も、ホルモンが苦手じゃなければ確実にハマる、中毒性が高すぎる味わいです!

絶対試してみてください!

豚バラ鉄板焼肉

前回の【鉄板焼肉編】にて、びっくり亭では肉は豚サガリが使われていて、手に入りづらいため牛のカレー用部位を使うべし。

と説明させていただきました。

いや、待てよと…

びっくり亭が豚サガリなら、同じく豚肉の王道部位『豚バラ肉』はどうなんだ!?

となりますよね。
ということで試してみました!

豚バラ鉄板焼肉

結論から言うと…

めちゃくちゃうまいです!!

なんでこの世にコレを出す店がないんだろう?と不思議になるレベルです。

豚バラ鉄板焼肉

たしかに、びっくり亭の鉄板焼肉、とは趣が異なります。
それよりもあっさりしていて、食べやすい感じです。

でもシンプルに、辛味噌と豚バラ肉の相性がめちゃくちゃ良いんですよ!!

豚バラ肉は脂肪が多い部位なはずなのに、辛味噌のおかげで脂肪分を感じさせないさっぱりとした仕上がりになっているのには驚きました。

豚バラ鉄板焼肉

またごはんとの相性が素晴らしい!
豚バラ肉の味わいが、豚サガリ・牛カレー用部位・ホルモンなどに比べてあっさりしているおかげか、『辛味噌の味が一番よく分かる!』と感じました。

そして何より“手軽さ”においては断トツ一番なので、覚えておくと重宝しますよ!

それでは、作り方を説明します!

レシピ:豚バラ鉄板焼肉

豚バラ焼肉

ラードをひいた鉄板に、豚バラを敷き詰めていきます。

敷き詰めたら強火で加熱します。

薄切り肉も悪くないのですが、厚みがある方が辛味噌と合うのでサムギョプサル用が最適です。

サムギョプサル用がなければ、ブロック肉を買ってきて自分で4mm厚くらいにカットするのが良いでしょう!

豚バラ焼き方

豚肉は急速に火が入るので、必ず、

火がついてないフライパンに肉を置く→点火&加熱

というプロセスで焼いてください。
火がついたフライパンに置くと、最後の1枚を置く時には、最初に置いた1枚にはかなり火が入ってしまいます!

肉の周りがうっすら白くなってきたら、ひっくり返していきます。

豚バラ焼き方

肉をひっくり返したら余熱で火が通るので、間髪入れずに、ラード、塩、味の素、おろしにんにくで半生程度に炒めたキャベツを加えます!

肉野菜炒め

前回の記事で調理の流れは書いたので省きましたが、肉を焼く前にキャベツは炒めておいてくださいネ☆彡

肉野菜炒め

そしたらキャベツと豚バラを和えて、強火でガッと鉄板を熱すれば完成!

辛味噌さえ仕込んでおけば、本当に気軽にできて、間違いなく美味しいです!

まずは入門編として作ってみるのも良いかもしれません!

好きなように色々アレンジしてみよう!

この応用編のレシピ以外にも、好きな肉や好きな野菜を加えたりして色々アレンジしてみてください!
辛味噌がうまいので、どんなアレンジをしても大体おいしくなります!!

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